組香の鑑賞 （くみこうのかんしょう）
三条西公正著 昭和四十年(1965)初版 １冊 刊行本 「理想社」
目次
自序
第一部 組香の國文學依存性の研究
序論
本論
第一章 香道に於ける文學的組香の位置
第二章 和歌に基づく組香
第三章 文學の取材する組香
第一節 源氏物語全般に取材する組香
第二節 源氏物語の各巻による組香
第三節 源氏物語以外の文學に取材する組香
第四章 聞きの名目に現れた文學性
第五章 香銘の文學性
第六章 香組の文學的創作
第七章 記録の意義
結言
第二部 組香の鑑賞
第一章 明治以前の組香から
一 翁香
二 焚合福壽香
三 三友香
四 梅花香
五 鶯香
六 摘草香
七 一陽香
八 潮干香
九 這花香
一〇 若菜香
一一 春雨香
一二 如月香
一三 随蝶香
一四 焚合櫻香
一五 吉野香
一六 四季三景香
一七 栞香
一八 焚合新花月香
一九 雉子香
二〇 音信香
二一 蛙香(香道しのすすき)
二二 蛙香(香道後撰集)
二三 新時鳥香
二四 八橋香
二五 殘花香
二六 残月香
二七 嘉祥香
二八 納涼香
三〇 星合香
三一 玉橋香
三二 空蝉香
三三 まがき香
三四 三草香
三六 立秋香
三七 重陽香
三八 千種香
三九 寢覺香
四〇 新時雨香
四一 比翼香
四二 玄猪香
四三 深山香
四四 紅葉香
四五 初霜香
四六 落葉香
四七 雁金香
四八 関守香
第二章 現代の組香
一 淸明香 (三花會同人)
二 あかね香 (沖田武子)
三 春苑香 (三花會同人)
四 薔薇香 (中村狐桂)
五 時雨香 (中村狐桂)
六 誕生香 (中野矢尾)
七 おとづれ香 (小林志稀子)
八 關屋香 (大倉直介)
九 二葉香 (鈴木睛子)
一〇 槿香 (木村壽尾)
一一 喜香 (大倉久美子)
一二 縁香 (三條西尭山)
一三 初音香 (山本霞月)
一四 呉竹香 (二宮久美子)
一五 篝火香 (小林瀧子)
一六 野分香 (三條西尭山)
一七 旅住香 (長嶺翠)
一八 山鳥香 (江平達哉)
一九 たけくらべ香 (賀田恵美子)
二〇 笹飴香 (沖田武子)
二一 虞美人草香 (沖田武子)
二二 千鳥香 (鈴木睛子)
二三 砂濱香 (水越綾子)
二四 函嶺の富嶽香 (長沼和子)
二五 水煙天女香 (野依矢尾)
二六 月光曲香 (野依矢尾)
二七 雪女香 (野依矢尾)
二八 かげろふ日記遺文香 (中野矢尾)
※ ( )内は組香の作者です。
昭和の香道復興に寄与された方々に謹んで敬意を表します。
※ このコラムではフォントがないため「
」を「柱」と表記しています。
