香道真傅(全)(こうどうしんでん)

関親卿著 安永五年(1776)発行 2巻1冊 版本

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[波に千鳥の挿絵]

夫れ香は火とりにたきてかをりことなるをもてあそび

あるはこころをすまし それぞれの道にいるたよりにもなれり・・・(下略)

   中書侍郎資幹 

 

道真伝跋

 宋洪芻撰香譜・・・(下略)

 安永丙申冬  張藩  久暁台

 愚、閑窓によりよりつたなき筆をとりて

古へ香道に名有る志野・建部先師の遺篇を追ひて書きつくるに

遂に二巻となりぬ・・・(下略)

一 此の中 米川氏・蜂谷氏の伝をいふ

米川常白子は、香人皆知る所なり

蜂谷氏は、常白の男玄察の門人宗栄といふ人なり・・・(下略)

一 此の中大枝氏とさすは則ち浪華の流芳子なり

西三条殿伝といふを以て御家流と唱ふ・・・(下略)

任任齋親卿

香道真伝上目録

香道発端

志野流香家之伝

香道大意

付或問並建部流之事

十組之習

 

香道真伝下目録

六国之解

陰陽之論

五味之辨

香之茶会之事

一種聞並継香之傅

 

安永丙申初冬甲子

        関忠卿 書 在判

 

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同續真傅 全部 二冊 近刻

参考銘香傅 全部 二冊 近刻 任任齋蔵板

       尾陽 名護屋 藤屋吉兵衛

       浪速 心斎橋 大野木市兵衛

       東都 日本橋一町目 須原茂兵衛

       皇都 堀川通仏光寺下ル 植村藤右衛門

       同  五条橋通高倉東上入 北村四良兵衛梓

 

 

※ このコラムではフォントがないため「」を「柱」と表記しています。

 

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