一月の組香

新春にふさわしい儀式舞踊と鶴亀を重ね合わせた祝香です。

一年の事始めに香道の繁栄を願いましょう。

慶賀の気持ちを込めて小記録の縁を朱色に染めています。

 

説明

     

  1. 香木は5種用意します。

  2. 要素名は翁(おきな)」「千歳(せんざい)」「三番叟(さんばそう)」「鶴(つる)」「亀(かめ)」です。

  3. 香名と木所は、景色のために書きましたので、季節や組香の趣旨に因んだものを自由に組んでください。

  4. 翁」は1包、「千歳」は2包、「三番叟」3包、「鶴」と「亀」は各2包作ります。(計10包)

  5. 鶴」「亀」のうち、各1包を試香として焚き出します。(計2包)

  6. 残った「鶴」「亀」各1包に「翁」「千歳」「三番叟」を加え、打ち交ぜて焚き出します。(計8包)

  7. 本香は、8炉廻ります。

  8. 答えは、香の出の順に名乗紙に8つ書き記します。(委細後述)

  9. 記録は、各自の回答すべて書き記します。

  10. 点は、「翁」には3点、「鶴」「亀」には2点を掛け、その他の要素には1点を掛けます

  11. 下附は、要素名の当たり数によって「謡(うたい)の名」を各自の答えの下に書き記します。(委細後述)

  12. 勝負は、要素名の当たり数によって決します。(委細後述)

 

 新年あけましておめでとうございます。今年は、亥年・・・私にも年男が廻って参りました。

次回は還暦だということですから、思えば長く生きたものです。私たちの世代は、「ノストラダムスの大予言」をまともに信じていたために、自分の人生に世紀末までの展望しか持てなかったものです。人並みに就職し、結婚し、子供が授かっても「あと何年」という逆算カレンダーが無意識の中で回り続けていたのでした。最後のカウントダウンが近づいて、「5! 4! 3! 2! 1! *0* 1?2?3?4?5?・・・」と時計がプラスの方向に進み始めた時は、日常の生活を装いながらも、なんとなくフワフワと地に足が付かない感じだったのを覚えています。

私の干支は「己亥」(つちのと ゐ)らしく、よく言えば「勤勉で、忍耐強く、他人が為し得ないような仕事を成し遂げる、エネルギーと意志力の持ち主。」だそうで、欠点は、「雅量狭く、一徹な苦労性で、人の言うことを聞かずに独断先行し、運を損ねる。」だそうです。よく「亥年は猪突猛進」と言われるのですが、全方位視野で進むタイプの私には、全く自覚症状がありませんでした。しかし、「独断先行で墓穴を掘る」については、言い得て妙で、返す言葉もございませーん。<m(__)m>。亥年生まれの守り本尊の阿弥陀如来様は「未来救済の如来」だと言われており、地獄に堕ちても救ってくれる深い慈愛に満ちているのだそうで、 それならば墓穴を掘っても安心かと思っています。

当地では、「ケデガミさん」という十二支による生まれ年の守り神が決められており、市民は、自分の守り神である神社仏閣の菩薩、観音、如来に詣でる風習があります。元旦の初詣はその年の干支に基づいた「歳徳神(としとくしん)」が居る縁起の良い方角の神社仏閣へ恵方参り」することから派生したものですが、有名大神宮へ大挙して参拝するのが一般的な初詣となっている現在でも、「ケデガミさん」は、特定の生まれ年の人にとっては常に恵方にあたり、根強い人気を誇っています。私の「ケデガミさん」は、期せずして近所の氏神様「大崎八幡宮(の阿弥陀如来)」で、さらに今年の恵方は「北北西」でドンピシャと一致・・・「有名神宮&恵方&ケデガミさん」のお参りを兼ねることができるのです。今年は、年男のケジメとして、山伏修行で「自分の弱点」と悟った「寒さ」に耐えるべく、大崎八幡宮「仙台どんと祭」の裸参りにデビューしてみようと思っています。

今月は、すべての方々の弥栄を祈って、新春に舞い踊る「後鶴亀香」(ご_つるかめこう)をご紹介いたしましょう。

「後鶴亀香」は、『御家流組香集(義)』に掲載のある組香です。組香名の頭についている「後」は、「替○○香」「異○○香」と同様、「オリジナルをアレンジした異組」、または「後世に新しく組まれた別組」という意味を表わしています。そこで、オリジナルの「鶴亀香」を探し、差違を知ろうとしたのですが、残念ながら出典である『御家流組香集』全巻(293組)からも他の組香書からも「鶴亀香」は見つけられませんでした。(もし、どなたかご存知でしたら、お知らせいただけますようお願いいたします。

そのようなわけで、今回ご紹介する「後鶴亀香」の「後」は、今となっては意味をなさないので、いっそのこと「鶴亀香」と表記した方が歯切れが良いのですが、とりあえず、伝書に忠実に「後」を付けたままとしました。

まず、この組香の要素名は、「翁」「千歳」「三番叟」と「鶴」「亀」であり、このような要素に彩られた組香は、則ち「祝香(いわいこう)」に分類されるべきであることは一目瞭然でしょう。さらに、能や歌舞伎の新春興行でお馴染みの「翁」や「三番叟」が入っていることからも、「お正月」にふさわしい組香であることがわかります。

能の「翁」は、舞台披き(ひらき)や年頭に舞うことの多い儀式的な演目で、露払いの「千歳の舞」の後、「白い翁の静謐な舞」と、大地を踏みかため精霊を呼び起こす「黒い翁の躍動的な舞」という対照的な構成となっており、衣装も素袍大紋(すおうだいもん)、侍烏帽子(さむらいえぼし)で威儀を正して行います。 一方、歌舞伎の「三番叟」は、能の「翁」や能狂言の「三番叟」を取り入れた「寿式(ことぶきしき)三番叟」が最も儀式舞踊的性格強い演目であると言えます。内容は、父尉(ちちのじょう)という「翁」が、若衆役者の「千歳(せんざい)」を連れて舞い、ここに烏帽子を被った道化役の「三番叟」が加わって、軽妙に滑稽な踊りを繰り広げる舞踊です。どちらも、衣装を着ける前に禊ぎをすることや「五穀豊穣」、「天下泰平」引いては「芝居繁盛」を祈るという点では、儀式舞踊としての意識を共有しています。「三番叟」は、後に庶民の嗜好に合わせて様々にアレンジされ「舌出し三番叟」「操り三番叟」「二人三番叟」と言った、所謂「三番叟物」として歌舞伎舞踊のジャンルを形成しており、現在でも大変に「おめでたい」演目とされています。

この組香が創作された江戸時代には歌舞伎の方が、顔見世興行や正月興行などで有名を馳せていたものと思われますので、「翁」「千歳」「三番叟」については、「寿式三番叟」の登場人物です。しかし、「鶴亀香」の題号となっている「鶴」と「亀」は、普通の「三番叟」には出てきません。もしかすると、「鶴」「亀」は、祝香の景色の脇役や背景として添えられただけとも思われたのですが、敢えて探しますと「播州歌舞伎」の「寿式三番叟」に、「翁」が変化した「中の太夫」という女形と「千歳」が分離した「千歳鶴」「千歳亀」が登場していました。「鶴」と「亀」は、「中の太夫」から貰った鈴を持って、所謂「三番叟」のように、躍動的で滑稽なやりとりのある「鈴舞い」を見せるのですが、これを含めれば「後鶴亀香」の組香の要素名は、当時作者が見た「寿式三番叟」の演目の登場人物なのかもしれません。

次に、この組香の構造は、「翁」を1包、「千歳」を2包、「三番叟」を3包、「鶴」と「亀」を2包ずつ作り、試香として「鶴」「亀」を1包ずつ焚き出します。香数としては、全体が10、本香が8という大変納まりが良いものとなっています。本香8包は、とりもなおさず「末広がり」を表し、さらに「翁(1)」「千歳(2)」「三番叟(3)」の香数も「末広香」と同様「末広がり」となっており、祝香には必要な配慮がしっかり為されていると感心します。

焚き方については、普通の組香の形式から言えば、要素名の後から出てくる「鶴」「亀」が客香であるべきですが、「鶴」「亀」の方に試香があるのはこの組香の特徴とも言えます。おそらくは、「翁」「千歳」「三番叟」は、それぞれ数が違うので試香が無くとも判別が効くからというのが第一の理由でしょう。さらに「鶴」「亀」は、景色として一羽、一匹ずつが常道ですし、「翁」と合わせて1包の客香が3種あっても困ります。また、全体香数を末広がりの「八」にすることも譲りたくないと、いろいろ考えた挙句、「後鶴亀香」の「鶴」と「亀」を最初に「既知なる物」として登場させたという趣向だと思います。一見、脇役にされてしまったように思える「鶴」と「亀」ですが、後に、回答や点数によって主役に返り咲く工夫がなされています。

続いて、この組香では、試香の無い「翁」「千歳」「三番叟」については、一旦、匿名化し、「無試十*柱香」のように出現順に「一」「二」「三」で答えることとなっています。つまり、最初に何が出ても、試香のないお香ならば要素判別はせずに、必ず「一」の札を打ちます。次に焚かれたお香が「一」の香と同じ香ならば「一」の札を打ち、異なる香ならば「二」の札を打ちます。3炉目が「一」「二」と同じ香ならば、それぞれに符合する札をうち、異香ならば「3番目に出現した香」として「三」を打ちます。ただし、「無試十*柱香」の回答方法と違う点は、あらかじめ試香が焚かれている「鶴」「亀」が出た場合は、それぞれ要素名で「鶴」「亀」と答えるというところです。

 すると、答えは無試十*柱香と有試型との折衷でこのようなかたちになります。

例1:「一」「鶴」「二」「亀」「二」「一」「二」「三」

これは、「一」が「千歳」、「二」が「三番叟」、「三」が「翁」だったことを表します。

例2:「一」「鶴」「二」「亀」「三」「三」「二」「三」

これは、「一」が「翁」、「二」が「千歳」、「三」が「三番叟」だったことを表します。

このように、「一」「二」「三」については、出現数によって、結果的に要素名が知れることとなっています。回答方法は、香炉が回り終えてから、名乗紙に答えを8つ記載して提出する「後開き」となっていますので、提出する際に答えの数が「1+2+3+1+1=8」となっていることを必ず確認してください。

さて、点数について、出典には「翁を聞くは三点、鶴亀を聞くは二点なり。」とあり、1包しか出現しないお香を聞き当てると加点されることとなっています。記録の方法は、各自の答えを上記の例のとおり「一」「鶴」「二」「亀」・・・と全て書き記し、当たりに点を掛けます。「翁」に相当する答え(例1の「三」、例2の「一」)が当たっていれば/三\\」のように答えの左側に一点/、右側に二点\\を掛け、「鶴」「亀」の当たりには「鶴\\」のように二点\\を答えの右肩に掛けます。  

また、出典には「聞数を謡の名にして記(す)べし。」ともあり、点数認め様、左の如し。」として、下記の下附が用意されています。

下附一覧表

当たり数

下附

あらすじ・解釈等

* 一角仙人

(いっかくせんにん)

天竺の山中に住む一角仙人は、龍神と争って彼らを岩屋に閉じこめてしまい、そのため雨が降らなくなった。帝王は美しい施陀夫人をさしむける。その色香にひかれた仙人は勧められるままに酒を呑み、つられて舞を舞ううちに酔いつぶれてしまう。仙人の神通力は失せ、岩屋をやぶって現れた龍神が大雨を降らせる。【季節:秋】

* 二人静

(ふたりしずか)

吉野の野辺で若菜を摘む女の前に、自分の供養を望む女が現れた。勝手神社の神職にこのことを告げる菜摘女に先程の女の霊がのりうつり、静御前の霊であると名乗った。神社の宝蔵に納められていた舞装束を身につけた菜摘女が舞い始めると、同じ装束の静の霊も現れ、昔語りなどをしつつ二人ながらに舞った【季節:正月】

* 三輪

(みわ)

三輪山の玄賓僧都のもとへ毎日樒(しきみ)と水を届けていた女が、ある日二本杉の下待てと言い残して姿を消す。僧都が女に与えた衣の掛かる杉の下で祈ると、三輪明神がれ、三輪山伝説などを物語り、神遊びの神楽を奏して舞を舞う【季節:秋】

* 四国

(しこく)

解釈:謡曲三百五十番」には該当がないが、「屋島(やしま)」、「海士(あま)」、「通盛(みちもり)」等の舞台として、謡曲歌枕も多いことから、作者が「四」の字を含む言葉として補ったものと思われる。【季節:なし】

* 五節

(ごせち)

解釈:「謡曲三百五十番」には該当がないが、奈良時代から行なわれていた「五節の舞」を中心とする儀式行事が、後世の能、歌舞伎の源流となっていること。また、儀式の後、朗詠(漢詩・漢文の二句一連のものや和歌に節を付けてうたうこと。)や今様(神楽や催馬楽などの古歌歌謡に対して当世風の流行歌)を謡い踊ることがあり、これに因んで、作者が「五」の字を含む言葉として補ったものと思われる。【季節:初冬】

* 六浦

(むつら)

都の僧は六浦の称名寺で、紅葉の季節に一本だけ一葉も紅葉していない楓を見つける。こへ一人の女が現れ何故この一本だけが常盤木であるかを語り、姿を消す。僧が回向をすと、楓の精が現れ、四季の憐れを語り舞うのだった【季節:秋】

* 七騎落

(しちきおち)

頼朝は石橋山の合戦に敗れ、主従八騎となって船で逃亡を計る。源家に於ては八騎を不吉な数とするので、土肥実平の子遠平を陸に残し七騎で落ちる。しかし遠平は、かねてから頼朝方に意を通じていた和田義盛によって救われる。【季節:秋】

* 八嶋(屋島)

(やしま)

旅の僧が八島で老若二人の漁師に出会う。老翁は源平合戦の模様を語り、自分が義経の身であると仄めかして消え去る。その夜僧の夢の中に義経の亡霊が現れ修羅道の苦患を現する。【季節:春】

龍田

(たつた)

旅の僧が竜田川を渡ろうとすると一人の巫女が現れ、川を渡ることを押しとどめ神前へと導く。僧が神の告げを待つうちに竜田姫が現れ、明神の縁起を説き、紅葉の美しさを舞い讃え、神楽を奏して昇天するのだった。【季節:晩秋】

※ 各曲目のあらすじについては、(社)能楽協会の「能楽辞典」から引用しました。

以上のように下附は、炉の当たり数に符合する漢数字を含む謡曲名を配置しています。正月の組香なのですが、詳しく調べて見ると季節もバラバラなので、かなり苦しい点は否めません。「まぁ良く見つけたものだ」と思います。また、「四国」と「五節」は謡曲三百五十番」の範疇では尋ね当たりませんでしたので、さらに苦しいところから見繕ったものと思われますが、私の推測として解釈を付けています。 附については、数字の符号以上に謡曲の内容と点数が絡むことはないと思いますが「なぜ無点が龍田なのか?」ぐらいは謂れがありそうです。 これについて「龍田」の全文を読んでも作者の意図は読み取れませんでした。敢えて、私見を述べれば「龍田川 もみぢ乱れて流るめり渡らば錦なかや絶えなん」(龍田川の紅葉が一面に散り乱れて流れているなぁ、ここを渡れば錦の筵が途切れてしまうから渡らずに置こう)という古歌の心と龍田明神への神慮から、僧都が川を渡れなかったというのがテーマとなっているため、「雅趣を重んじるあまり一歩も進めなかったんですよぅ。」という意味と捉えれば、弁解も成り立つかもしれませんね。

ここで、先ほどの点法ですと全問正解の場合は12点となる筈ですが、上記のとおり下附を列挙した見出しである点数認め様」には8通りしか記載が無く、これでは8点以上を表す下附が無いこととなります。一方、箇条書きの内容には「一*柱聞きは一角千人。二*柱聞きは二人静・・・」炉の当たり数に対応していることを示す記述となっており、見出しと内容の間で表記の矛盾が生じています。 そこで私は、出典本文の記述である「聞数」を見出しの「点数」ではなく、内容の「炉の当たり数」と読み替えて、全問正解は*柱聞き(8炉正解)」として「八嶋」を下附し、「末広がり」でめでたく飾るということにすればよろしいかなと思います。因みに、香記の記載例では、答えに点を付すのみであり、点数については、改めて下附するようにはなっていません。

さて、下附は「炉の当たり数」で付すことに決着しましたが、勝負については、「下附優先」と「点数優先」で意見が分かれるかもしれません。「下附優先」では、まず当たった炉数により「四国(4炉当たり)」は「三輪(3炉当たり)」よりも上位と決めてしまいます。そして、答えに付された「点」の数については、同じ下附同士(当たりの炉数が同数)の序列を決めるために、補助的に用いることになります。例えば、同じ「三輪」と下附されていても、実質は「翁」「鶴」「亀」のいずれかを聞き当てて点数の多い方が上位になります。

「三輪」(3炉当たり)の得点例

1+1+1=  

1+1+2=

1+1+3=

1+2+2=

1+2+3=  

2+2+3=  

一方、「点数優先」とすれば、全て平点を聞き当てて点数が4点しかない「四国」よりも、「翁」「鶴」「亀」を全て聞き当てて点数が7点ある「三輪」の方が上位という決め方もあります。 このこと については、香記を貰う最高得点者の評定にかかわる重要事項なのですが、残念ながら出典には記載が無く、香記の記載例でも伺い知ることができません でした。「下附優先」には雅趣があり、「点数優先」には合理的一貫性があるように思えます。私とすれば、「何年か後に香記を見た時」、特別の説明のいらない「下附優先」の方が、わかりやすいかなと思い、上記の「説明」の段で採用していますが、これについては古の定法に基づき、「一座の衆議」で事前に決めるか、事後に「座の上席(巧者)に評定してもらう」のがよろしいかと思います。

皆様の「香筵雅遊」も十年目の初春を迎えることとなり、毎月書いて参りました「今月の組香」も四月には百組目となります。掲載当時に「暴挙」と言われた当サイトは、決して「独断先行」ではなかったのですが、支援者に恵まれず、確かに墓穴を掘りました。しかし、その墓穴の中から「転生する醍醐味」を教えてくれました。本年も稚拙なコラムでお目汚しですが、よろしくお願い申しあげます。

 

「能の舞台」と「香の座敷」は、ピンと張り詰めた緊張感や静謐さに共通点があるように思えます。

「幽玄」も「香雅」も精神的に奥深い味わいを求める美意識ですからね。

照り増する月の桂の香を移し君に送らむ小夜衣かな(921詠)

組香の解釈は、香席の景色を見渡すための一助に過ぎません。

最も尊重されるものは、皆さん自身が自由に思い浮かべる「心の風景」です。

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