御家流香炉灰箸目()(おいえりゅうこうろはいはしめ)

伊与田宗茂勝由傳 細谷助左衛門授  写本 1冊

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細谷氏印

御家流香炉灰押様 (灰箸目の図)

花見()  

月見

客人奔走

()

管弦

正月 朔旦

如月

屋移

花見()

祝言

不断

 

【欄外注書】

松男云わく、「一日、祖父松茂に問うに 以上の炉は皆空焚なれば、聞き口の箸目無し。」

 

追善

四方

四角

鴨鳫()
獅子  足より押し始む る。

 

神前、供香、杉箸五寸五分 灰箸目五つ、七つの内 奇麗に灰をならすべし。

火加減強く出だす。箱、胡粉にて ぬるべし。香は名乗紙包み、炉の脇へ置く。折形に 習いあり。

[]

 

一 名物香炉押し様、口伝。

香炉の歌

不破 息吹 千鳥 ◇◇ 玉箒

上山 松風 ◇◇ 大富

北斗庵淳叟蔵書判有り。

 

右当流と雖も秘事に因りて、執心、伝授卒 努々

他見、他云、これ無き物なり。

 

伊与田宗茂

勝由 押印

細谷助左衛門殿

 

※ このコラムではフォントがないため「」を「柱」と表記しています。

 

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