香道秘要集(こうどうひようしゅう)

里見義陳、里見義孟著天明二年(1782)全十巻

国立国会意図書館蔵 1010冊合4冊(832-258

 

目次

巻一

十炷香、宇治山香、小鳥香、小草香、矢数香、競馬香、名所香、源氏香、花月香、炷合香(「別秘伝」として記載なし)

巻二

住吉香、黄鳥(鶯)香、三夕香、月見香、三鳥香、一二三香、春雨香、五節句香、武蔵名所香、忍香

巻三

春秋香、入相香(晩鐘香)、恋題香、宇治香、新宇治香、玉川香、新住吉香、駒止香、時雨香、祝香

巻四

四季香、歌仙香、新月香、新四季香、雪見香、古今香、花軍香、八景香、三体香、雨乞香

巻五

星合香、ウ客香、雪月花香、当座和歌香、呉越香、芳野香、闘鶏香、五常香、大内景物香、匂争香

巻六

六義香、八卦香、煙競香、替月見香、新闘鶏香、新古今香、陸奥名所香、難波名所香、紅葉合香、山川香

巻七

無試十炷香、蹴鞠香、源氏蹴鞠香(記述なし)、源平香、禁裏香、四季和歌香、四節香、和歌題香、常盤香、後六義香

巻八

関守香、有明香、寝覚香、歌合香、長寿香、位香、二船香、古今和歌香、源氏一炷香、草木香

巻九

雲月香、歌集香、桜香.十二種香、源氏舞楽香、替源氏香、異名香、子の日香、郭公香(時鳥香)、源氏京極四町香

巻十

雲隠香、古法源氏香、新花月香、松枝香、色目香、四季三景香、八的香、緒手巻香、相生香、東雲香

 

【各巻末に同文の識語あり】

香法百品者自古所伝来者尚。予義陳、義孟結髪而来嗜此道則研究之久玩習之。

熟殆至。左右取之逢其源也。増益舊所伝之法、新立之法、合為百體。

園亜相藤原基衡卿(※)、感予之精練此道、而許予以可称「里見流」之香法也。

且予之所著香法書十巻、亜相閣下辱躬自題書曰『香道秘要集』。

吾所翫賞之秘旨奥義咸具此書焉。感足下秉塞淵乃授此書令写之。愛秘勿軽忽之。

天明二年壬寅十一月廿八日識

里見忠之進 

義陳 花押

里見左馬太郎 

義孟 花押

(里見氏より佐藤平助への伝授識語)

 

右秘要集者、香友斎義陳、静友斎義孟両先生之所著、而園亜相藤原基衡卿之所題名也。

予学此道於先生有年矣。先生以予玩習之深造也、伝以此書。足下亦多年耽玩不倦。

予又感其誠心、伝之足下。嗚呼、此書実帳中之秘、席上之珍也。冀愛重之、莫以軽伝之他言。

佐藤平助 

正彌 花押

久保七郎左衛門

(佐藤氏より久保氏への伝授識語)

 

※「園亜相藤原基衡卿」⇒園 基衡 (その もとひら17211794)は、江戸時代の公家(正二位)、青山流生花の家元。

彼が「里見流」と称することを許し、この書に『香道秘要集』と題書したことが記載されている。

 

 

※ このコラムではフォントがないため「」を「*柱」と表記しています。

 

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