香書(こうしょ)

一色梨郷著 昭和十八年(1943)発行(初版2000部) 1冊 刊行本(石原求龍堂)

 

巻頭 明治天皇御製

ひらけゆく世のさま見ればなかなかに昔にかへることもありけり

年をへてすたれしこともおこさばや聖の御代のあとをたづねて

絶えりたりとおもふ道にもいつしかとしをりする人あらはれにけり

目次

幸田露伴先生題言

都築幸哉先生序

自序

緒言

仏教渡来と香

朝廷と香 その一(供香)

朝廷と香 その二(空香)

香薬の渡来

薫物全盛時代

武家政治と薫物

南北朝時代の香

三條西實隆と足利義政

香道の本質

香道の樹立

香道と茶道

香道の範囲

供香

空香

翫香

*柱聞

香合

薫物合

組香

香木と薫物

香木

香木の分類

香木の銘

薫物

後記

 

※ このコラムではフォントがないため「」を「柱」と表記しています。

 

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