香道の栞(一、二)(こうどうのしおり)

発行 「香十 香りと文化の会」 保科儒一編 和綴刊行本2冊

【その一】

昭和57年8月1日 初版 (平成3年12月1日 第7刷)

監修 三條西尭山

【その二】

平成2年8月1日 初版(第2刷)

監修 三條西尭雲

 

【その一】

はじめに

香道は、日本人が創作したすばらしい「香りの芸術・文化」です。

花鳥風月をこよなく愛した平安朝の貴族たちの優雅な遊びを源としております。

香道はこのように、一千年以上にも及ぶ歴史の中にありながら、茶道や華道のように広く一般に行き渡ろうとしておりません。・・・(下略)

目次

一、香道の歩み

二、香木

三、香道具

四、香席―香元手前

五、香席の心得

六、組香

萬歳香、鶴亀香、梅花香、若菜香、都春香

小鳥香、卯花香、郭公香、山路香、漁撈香

鵜飼香、菖蒲香、源氏香、星合香、籬香

宇治山香、立秋香、雁金香、白河香、紅葉香

時雨香、初霜香、除夜香、扇争香、蓬莱十*柱香

【その二】

はじめに

「香道の栞」を昭和五十七年に刊行した当時と較べてみますと、香道に足して世間の認識が随分変わってきているように思われます。ここ数年続いている香りブームが、人々の香りに対する興味を増大させ、香り文化の原点として香道が度々話題になることが影響しているのでしょう。・・・(下略)

組香

慶賀香、翁香、探梅香、鶯香、如月香

這花香、春雨香、雉子香、春雪香、朧夜香

栞香、桜香(一)、桜香(二)、残花香、五月香

五月雨香、残月香、蛙香、納涼香、七夕香

千種香、三草香、小萩香、武蔵野香、重陽香

月見香、三夕香、対月香、秋夜香、寝覚香

玄猪香、菊合香、白菊香、深山香、落葉香

霜夜香、追儺香、琴曲香、一二三香、雲井香

俳句香、三*柱小鳥香、古今香、八橋香、草木香

三景香

組香索引

 

※ このコラムではフォントがないため「説明: C:\Users\和裕\Documents\01_香筵雅遊\koengayu\kosyo\chuu.gif」を「*柱」と表記しています。

 

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